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20171127

実録!これを読めば素人でもよくわかる屋根・外壁塗装のすべて[見積もり編]

まずは診断・相見積もりをとりましょう

はじめに

家は建てたらおしまいではないと当初からわかってはいたけれど、子供の教育資金やらローンに追われて見て見ぬふりをして23年、とうとう重い腰をあげた、ごくごく普通の恐らく一番多いパターンであろうライターの家をリフォームした一部始終をご案内します。

読んでいただければ、最近はやりの見積もりサイトや、業者さんのホームページとは大きく違うことがわかると思います。消費者目線の記事ですから。

施工業者さんには、素人がわからない部分をしつこく何度も質問しても丁寧に対応していただき感謝いたしますとともに、これからリフォームを検討している方のお役に立てたら大変うれしくおもいます。

きっかけはピンポンしてきた塗装業者

私の家の周辺は1000件ほど立ち並ぶ団地です。ですので、週末になるといわゆる訪問販売と呼ばれる様々な業者さんがひっきりなしに訪れるのです。リフォーム業者も例外ではなく、10年ほどまえから何度も塗り替えしませんかとオファーされてきました。確かに外壁を見ると汚れが目立ちみすぼらしいとは常々感じてはいました。ですが、二人の子供の教育資金や、もともとあるローンを支払うのに精いっぱいで見て見ぬふりをしてきたのです。これから家を買う人には知っておいてほしい事は、マンションの修繕費と同じように戸建ての住宅もぜひ月々積み立てをしておくことを強くおススメいたします。10年後、20年後にはどれだけお金がかかるのかは後ほどの記事でご紹介いたします。

さて、そのようなことでつい先日、たまたま仕事が休みで庭の草むしりをまったりとやっていた私の元へ一人の営業マンがやってきました。塗装専門の業者さんです。あちこちに営業所があるけっこう幅広い地域を手掛ける中堅どころの業者さんでした。子供の教育のめどがついたことや、あと二年で住宅ローンが終わることもあり、そろそろと思っていた矢先でしたので、詳しく話を聞いてみることにしました。塗装業者さんですので、塗装に関する知識は大変豊富で、私の家の状態が今どのようになっているのか詳しく説明してくれました。訪問業者イコール悪徳だと勝手に思い込んでいましたが、いますぐやらないと大変な事になりますよ!的な煽られるようなことは一切なく好感が持てました。そんなことがきっかけで、見積をたてていただく事となりました。

最初が肝心!見積りは相見積もりが基本

今回見積をとったのが以下の3社

  • 訪問販売業者(塗装)A社
  • 家を施工したハウスメーカーのリフォーム部門B社
  • 知り合いの業者C社

こちらの希望はこのように伝えました。
屋根は12年前に一度塗装をしているので、今回はカバー工法を考えていること。
外壁は塗装をお願いしたいことの2点です。

きちんと診断しているか確認しよう

気になる箇所がある場合はぐるっと一周、いっしょに見て回ったほうがよいと思います。業者さんによって診断方法は全く違いますし、見積りした金額より、追加工事でぐんと料金が跳ね上がってしまったなんていうことがないように要望をきちんと伝えることが大事です。

各業者さんの診断

A B C
診断所要時間 15 15 30
指摘箇所 外壁チョーキング 外壁チョーキング 外壁チョーキング
シーリングはがれ 風呂場周り外壁劣化 外壁のそり
シーリングはがれ 屋根のさび
屋根の変色
屋根のきれつ
屋根のうき
シーリングはがれ
とよのはずれ
写真枚数 屋根2枚外壁10 外壁15 屋根18枚外壁3

見積書と一緒に、診断書をもってきたのがB社、C社。一覧にしてみるとよくわかりますが、A社、B社は家を一周回って、遠くから屋根を観察。C社は屋根の上に登れるはしご持参して、屋根の上に登っていました。実のところ、見積書をもらう前に、診断する様子を観察していて半分C社に傾いていました。だって、遠目でみて屋根がどうなっているかなんてわからないですから。A社いわく、屋根は塗装で十分ですよ!と簡単に言っていたけれど、もしかしたら大きな補修とか必要なケースだってなきにしもあらずだと思うのです。そとからみただけで、果たしてきちんとした見積が出せるのか疑問ですし、わずかな不信感が生まれたのでした。

おまけ

なんと、C社が屋根の上に登って初めてわかったことが。築7年目に外壁が反る現象で、外壁の張り替えしたことを思い出しました。15年前ですね。どうやらそのとき、足場のタンカンを樋に置き忘れていった模様。大手の住宅メーカーがこういうことやるんだとびっくり、半分怒りと同時に、数年前の大雪のときにも落ちなかったのだから、不幸中の幸いでおおきな事故にならずすんでよかったのだと自分を納得させ、複雑な気持ちになったのでした。

見積内容を比較してきちんと判断すべし

さて、ちまたてよく見られる「屋根外壁塗装何十万円!」「比較してくださいどこよりも安くいたします」「簡単見積り、いますぐ電話」なんていう広告よくみますよね。金額だけで判断したり、ネットのみで見積りして判断するのはおすすめいたしません。家の状態は、100件あれば100通り、実際に専門家にみてもらわないとちゃんとした金額はでません。断言できます。なぜ相見積もりをとるのかわかりますか?金額の比較検討して安くしてもらうためではありません。業者さんによってどのように判断するのか、工事をどこまでやるのかが見積書には情報がつまっているのです。

相見積もりからみる見積比較検討

塗料・屋根材の種類によって金額を判断しがちですがポイントはそこではありません。業者さんは自社の比較材料として、異なる塗料や屋根材で見積書をもってきます。業者さんが決定してから、塗料や屋根材の判断をすべきで、業者さんを選ぶ段階では工程チェックをしましょう。

付帯工事からみる金額差と内容

塗装業者A ハウスメーカーB 地元業者C
仮設足場 136,500

※当日契約半額

162,112 外壁塗装工事に含む
高圧洗浄 45,600

※当日契約無料

27,840 外壁塗装工事に含む
養生費 60,800 外部養生

47,680

周辺養生

35,160

外壁塗装工事に含む
シーリング 80,000 269,724 27,000
アンテナ取り外し

取付直し

記載なし 25,000 8,000
発生くずの処分費 記載なし 13,250 10,000

A社については見積当日に契約の場合、足場半額、高圧洗浄無料。A社いわく、近くで他の現場作業中の為、足場をそのまま運べば経費削減になるからとのことでした。のちに他の業者さんにその話をしたところ、足場は現場によって組む内容が異なる為、そのまま運んで作業するには無理があるんじゃないの?と言われました。それ以前に、200万もかけてする工事に見積り一回もってきてすぐ契約ってそんな人いるんですか?と言いたいです。最初の印象がよかっただけに残念でしたが、ここの会社に頼むのはやめようと思った瞬間でした。

「すぐ契約してくれたら安くしますよ」は今どき逆効果だと思います。

金額差が大きいときには工事内容が違うとみたほうがよいです。私はこの部分を見逃してしまって後から少し後悔しました。

見落としてしまったシーリングのことはこちらから

 

屋根カバー工法を選択した理由

現在の屋根の状態を見せられて、見て見ぬふりをしたつけが回ってきたと思いました。屋根は思っていた以上にぼろぼろだったのです。築10年前後で一度屋根塗装を行っていたからそれほどひどくはないと思っていました。しかし不安材料がありました。一度目の塗装業者が知り合いからの紹介でどんな施工をするのかたいして確認もせずお願いしてしまった経緯があり、今だったら絶対ありえない「30万円でいいよ。この家なら足場いらないし、いちばんいい塗料を使うから」というとんでもないものだったから。素人なりに足場は高いと思っていたのでそんなに安くできるならとお願いしてしまったのです。やはり、屋根のはじっこの部分に塗り残しがあり劣化していました。診断してくれた業者さんいわく、足場がない状態で塗れるわけがないだそうです。はい、おっしゃる通りです。塗料うんぬん以前の問題ですね。

前置き長くなりましたが、そんなわけで今回塗装をしてもまた10年後に塗ることが可能か微妙でしたので、おもいきってカバー工法を選択したのです。

コロニアル屋根ならカバー工法でリフォームが最適はこちら

 

あまりの違いに衝撃!屋根カバー工法(かぶせ)の金額差

塗装業者A ハウスメーカーB 地元業者C
ルーフィング 75

単価2,800

210,000

94.6

単価1,000

94,600

工事費に含む
屋根材1 1,350,000
屋根材2 1,575,000 804,100
屋根材3 740,775
屋根材4 854,900
その他記載事項 棟板金役物

428,000

雪止め金具

83,700

既存棟撤去

14,000

換気棟下地補修

12,000

合計 1,988,000

2,213,000

982,400 766,775

880,900

※A社B社は換気棟は塗装処理、C社は撤去で見積り
付帯工事はこちらを参照

屋根材がA社、B社同じメーカの同じ商品でもってきたので比較検討がしやすい。B社は大雪に備えて雪止め金具を推奨していた。今でこそなくなってしまった?換気棟はかぶせる場合なんとも違和感があり不格好だと思っていたが、A社は塗りますとも撤去とも話は出ず。B社は基本塗りますが、撤去も可能ですとのこと。C社はあっても意味がないからはずしちゃいましょうとの話でした。
あまりの見積もり差に苦笑するほかありませんが、A社はよほど塗装で済ませたかったのでしょうか?いくら業者間で差があるといっても倍も違えばひとこと、ありえない!!
おまけに屋根の平米が違うってどういうことですか?
どっちが正しいの?
やはり相見積もりはしないとね。

外壁塗装見積比較

塗料は比較したくても、たくさんのメーカーやら種類がありすぎてよくわかりません。
塗料メーカーさんから聞いた話では近年、塗料の質はものすごく良くなっていて、アクリルだからもたない、フッ素だからいいとは一概に言えないのだそうです。外壁の種類によっても塗装できるものやできないもの、相性もあるのだそうで、そのへんの話はまた追ってご案内したいと思います。
今回は各々業者さん提案の塗料での見積です。(次回塗装目安10年から12年)

塗装業者A ハウスメーカーB 地元業者C
㎡数 121 116 36
下塗り 96,800 278,400

※三度塗り記載なし

吹付工事

587980
上塗り1回目 25,4100
上塗り2回目 25,4100
塗膜剥離保証 5 15
雨どい 一式

118,000

58,140 40,000
軒天 28,440 基本塗装に含む
シャッターボックス 3,960
破風板 38,380
みずきり 記載なし
しもよけ 記載なし
エアコンカバー 記載なし
倉庫 記載なし 記載なし
付帯工事 242,900 580,766 45,000
諸経費 323,404 46,857円保険等

A社については、他2種類の塗料で見積あり。中間を掲載。表でもわかる通り、住宅メーカーは各部分すべて㎡数に単価をかけて詳細に見積がでていた。A社C社は下・中・仕上げの3工程ローラー仕上げ。A社は塗料についての説明が詳細で、要望によって選ぶ範囲が広いと感じました。また、倉庫をサービスで塗りますと言ったのはA社のみ。これはうれしいかも。

相見積もりをした結果のまとめ

一概にどこの業者がよいとは言えないと感じました。
家の場合は築年数23年で屋根・外壁ともに不安があったので、カバー工法を選択した結果、カバー工法を得意としているC社に決定しました。もし自宅が築浅で、塗りだけの対応でもよかったならA社を選択していたかもしれません。ハウスメーカーは割高だと予想はしていたけれど、やはりあれやこれやと金額がかさんだ結果、C社との差額が60万円であったことをうけてC社にしました。ただ、金額差だけをみるとハウスメーカーぼったくり?なんて感じるかもしれませんが、高いには高いなりの理由もあると後々わかることになります。

あなたならどの業者を選ぶ?相見積もり

金額差はこんなにある。

A社 3,435,940円 値引き122,100円 合計3,313,840円
B社 2,479,430円 値引き299,430円 合計2,180,000円
C社 1,608,777円 値引き8,777円 合計1,600,000円

※いずれも税抜き金額、金額交渉なし A社B社、同屋根材

もう少し安くしてくれる?なんて交渉すれば金額がぐんと変わるなんてこともあったかもしれませんが、最初高く見積してあとからこんなに安くしますっていうのは誠実ではないと思うのです。

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業者さんが決まったら屋根材、塗装の色を決めましょう

23年住んでいて、こんなにも自宅を外から観察したことは多分今回が初めてだと思うぐらい色については悩みました。塗装業者さんにアドバイスを求めたところ、もともとの色に近いものを選ぶ方が半数だそうです。納得です。だって他の色にしようとおもったらイメージがまったく沸いてこないのですから。外壁の色を後回しにして、屋根の材質と色から決めることにしました。塗料に比べて色が少なく決めやすかったから。

屋根材は見た目と金額差を考えた結果メタル建材のオベロンに決定

業者さん提案のメーカーはメタル建材です。

リファーナ

新製品。すっきりとシンプルに見せる横葺き屋根材。

見積金額

切妻屋根80㎡ 650,000円
屋根面積割増 24,375円
寄棟屋根の割増し 66,400円
合計 740,775円

オベロン

天然石をガルバニウム鋼板の上に施した美しい南欧風な化粧屋根材。
見積金額

切妻屋根80㎡ 760,000円
屋根面積割増 28,500円
寄棟屋根の割増し 66,400円
合計 854,900円

実際に屋根材を見せていただいて、10万円の金額差ならとオベロンに決めました。
カバー工法の場合、選ぶ屋根材によって単価が異なる為、どのようなものを扱っているのかを聞いてみるのもよいかもしれません。選ぶ材質によってイメージがガラリと変わるのもカバー工法の魅力だと思います。
屋根材が決定したら次は色ですが、もともとが黒のコロニアルでサッシも黒であることから屋根も黒にしようと考えていました。業者さんの提案で、緑が美しいですよの一言で心が動き、実際に屋根材を比較した結果、緑に決めました。近くでみると、黒と緑の差はよくわかりますが、屋根に乗せてみるとそれほどはっきりとした違いはなく、日の光があたるといくぶん緑なんだなとわかる程度でした。

外壁塗装はエスケー化研のプレミアムシリコン

さて、いよいよ塗料の色選びです。カタログで色見本を見せてもらいましたが、まったくイメージがわきません。もともとも色が赤茶色でしたが、暗い色は紫外線を吸収しやすく、いくぶん劣化する速度が白いものよりも早いと聞いていましたので今回は明るい色にしようと考えていました。同じ白っぽい色でも何種類もあってすぐ決定できないので、サンプルを作ってもらうことにしました。色選びで悩んだらぜひ塗装業者さんに相談してください。

色見本3種類

  • SR-164
  • SR-161
  • SR-174

はい、何が違うの?と思われた方がほとんどではないでしょうか?失敗しました。せっかく3種類も選んで作ってもらったのに、似たような色を選択してしまった結果、違いがよくわかりません。かつ、色見本から選んだものとサンプルではまったくイメージが違いました。業者さんから色見本は実際に塗ったものより暗く見えますと聞いてはいました。しかし、こんなに真っ白だとは思ってもいませんでした。私の場合色決めにぐずぐずしていたため、それほど時間がありません。そんなわけで、カタログ見本で、サイディング塗り替えイメージに使われていたSR-133を選択しました。かなり不安でした・・・。
こういうことがないように、色見本はこれでは濃いかなと思うぐらいのものを、そしてサンプルを作ってもらうならイメージが大きく違うものを選ばれたほうがよいかもしれません。
業者さんが施工した物件が近くにあるようでしたら見学するのもよいですね。

ご近所さんへの挨拶まわりは気遣い忘れずに

これから約一か月の間、工事が始まるにあたり、ご近所さんへの挨拶まわりがはじまります。これは請負業者さんがチラシを持って説明にあがってくれますので安心ですね。私の家は団地ですので住宅が密集しています。ご近所さんとの良好な関係を崩さぬよう細心の注意をはらいたいところです。以前、近くの家が塗装工事をしたとき、高圧洗浄の際、汚れが飛び散って車に細かい汚れがついてしまい業者へ注意をしたことを思い出しました。一言、今日は車を移動して下さいといってくれればそれで済んだのに、あれではマイナスイメージがついてしまいます。今回残念だったのが、あいさつ回りを工事当日行ったことです。できれば工事以前に行ってほしかったです。最近は共働き世帯が多く、朝、洗濯物を外に干して夕方帰宅される方がいらっしゃるからです。帰宅したらいきなり足場が立っていたというのはびっくりしますよね。ご近所さんは、よーく見ていますよ・・・・。

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